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9月のGoogleスパムアップデートが10月8日に完了――「1日400億ページのスパムを除外」発言の報道もあわせて整理

2026年9月24日に始まったGoogleの検索スパムアップデートが、2026年10月8日に完了しました。Google自身の公式ステータスページに記載があります。完了の直前には、第三者の順位変動観測で10月4〜6日に3回目の大きな変動が起きたと報告されていました。また、10月初旬にバルセロナで開催されたGoogle公式イベントでは、Google担当者が「1日あたり400億ページのスパムを除外している」と説明したと報じられています。同じ担当者は、量産されたコンテンツがリンクスパムより大きな問題になりつつある、との見方も示したと報じられています。

訂正(2026年10月15日) 「AIスロップが増えている」という話を、GoogleのGary Illyes氏の発言として紹介していましたが、元の参加者レポートでは、Discover担当のEric Murillo氏のセッションの項に書かれた話でした。おわびして訂正します。関連する3か所を直しました(更新履歴)。

先に結論:確認できたことと、できなかったこと

確認できたこと

  • 2026年9月のスパムアップデートは、Google自身の公式ステータスページ(Search Status Dashboard)に、2026年9月24日9時15分(太平洋夏時間)開始、2026年10月8日1時(同)終了と記録されています。「2026年10月8日時点でロールアウトは完了した」とも記載されています。公式文書
  • 民間の順位変動観測(SEMRush・AWR・Mozcast・Wincher・Serpstatなど複数のツール)では、9月25〜27日(第1波)、9月30日前後(第2波)に続き、10月4〜6日にも3回目の大きな変動が観測されたと、Search Engine Roundtableが報じています。第三者調査
  • 10月初旬にバルセロナで開催されたGoogle公式イベント「Search Central Live Deep Dive Europe 2026」で、Google担当者(Gary Illyes氏)が「1日あたり400億ページのスパムを除外している」と発言したと、イベント参加者のレポートをもとにSearch Engine Roundtableが報じています。第三者調査「AIスロップ(AI slop)が増えている」という話は、元の参加者レポートでは、Discover担当のEric Murillo氏のセッションの項に書かれています。第三者調査10/15訂正

確認できなかったこと

  • 公式ステータスページの記載は開始と完了の告知だけで、このアップデートがどのスパム手法や業種を対象にしたかは説明されていません。
  • Google担当者の発言内容について、Google自身のブログや公式チャンネルでの文書化は確認できていません(イベント参加者による報道のみです)。

9月のスパムアップデート、10月8日に公式に「完了」

Googleの検索スパムアップデートは、公式のSearch Status Dashboardに記録が残ります。2026年9月分は、2026年9月24日9時15分(太平洋夏時間)に開始し、2026年10月8日1時(同)に終了したと記載され、「2026年10月8日時点でロールアウトは完了した」と告知されています。公式文書 開始時の告知(ロールアウトには最長2週間かかる可能性がある)のとおり、約2週間での完了でした。

この間、民間の順位変動観測ツールでは、複数回にわたる大きな変動が報告されています。Search Engine Roundtableによると、9月25〜27日の第1波、9月30日前後の第2波に続き、10月4〜6日にも3回目の変動(記事では「フェーズ3」と表現)が観測されており、著者のBarry Schwartz氏は「これが最後の段階ではないか」と推測しています。第三者調査 一部のサイト運営者からは、WebmasterWorldフォーラムで「トラフィックが大きく落ち込み、収益が80%減少した」といった影響の報告もあると伝えられています。第三者調査

2026年9月のGoogleのスパムアップデートの経過。公式ステータスページの記録では、2026年9月24日9時15分(太平洋夏時間)に開始し、10月8日1時に完了しました。民間の順位変動ツールでは、9月25〜27日に第1波、9月30日前後に第2波、10月4〜6日に第3波が観測されたと報じられています。参考として、9月30日〜10月2日にバルセロナでGoogle公式イベントが開かれています。
出典:Google Search Status Dashboard:September 2026 spam update(公式の記録)、Search Engine Roundtable(Barry Schwartz、2026年10月6日)(順位変動ツールの観測の報道)。第1〜3波は第三者の観測で、Googleの公式の記録ではありません。

Google公式イベントで語られた「1日400億ページ」とAIスロップ

2026年9月30日〜10月2日、バルセロナでGoogle公式イベント「Search Central Live Deep Dive Europe 2026」が開催されました。イベント参加者のレポートをもとにしたSearch Engine Roundtableの報道によると、Googleの担当者Gary Illyes氏は、Googleが1日あたり約400億ページのスパムを自動で除外していると説明しました。第三者調査

同氏はまた、量産されたコンテンツ(記事では「scaled content」と表現)が、従来型のリンクスパムよりも大きな問題になりつつある、と警告したと報じられています。第三者調査

一方、「AIスロップ(AIで量産された低品質コンテンツ)が増えている」という話は、元の参加者レポート(ROASTのJohn Campbell氏による3日目のまとめ)では、Google Discoverの担当者Eric Murillo氏のセッションの項に書かれていて、Discoverのフィードについての説明です。第三者調査 この話も、Google自身のブログや公式チャンネルでの文書化は確認できておらず、イベント参加者による報道のみに基づく情報です。なお、この記事の初版では、この話をIllyes氏の発言として紹介していました。10/15訂正

イベントで語られたと報じられた話が、参加者レポートのどの登壇者の項に書かれていたか。Gary Illyes氏の項には、1日あたり約400億ページのスパムの自動除外と、量産されたコンテンツがリンクスパムより大きな問題になりつつあるという警告。Discover担当のEric Murillo氏の項には、AIスロップが増えているという、Discoverのフィードについての説明。初版ではAIスロップの話をIllyes氏の発言として紹介していました(2026年10月15日に訂正)。
出典:ROAST:Google Search Central Live Deep Dive Barcelona: Day 3 Recap(John Campbell、2026年10月2日)、Search Engine Roundtable(Barry Schwartz、2026年10月5日)。いずれもイベント参加者のレポートと報道で、Google自身による文書化は確認できていません。

サイト運営者への実務的な示唆

今回確認できた内容からは、以下の2点が実務上の参考になります。

  • 9月のスパムアップデートは2026年10月8日に完了しています。自分のサイトへの影響を見極めるときは、更新期間中の一時的な変動だけで判断せず、完了後の順位やアクセスの推移を見てから対策を考える方が無難です。
  • Googleの担当者が、量産されたコンテンツはリンクスパムより大きな問題になりつつあると警告したと報じられています。問題にされているのはAIを使うこと自体ではなく、「質を伴わない大量生産」だと考えられます。本数より、1本あたりの独自性・検証可能性を重視する方針は、今回の報道内容と整合的です。10/15訂正

上記2点は、確認できた事実から導いた一般的な助言であり、Googleが「対策」として明示したものではありません。経験則・俗説

出典

取得日・最終確認日:2026年10月8日。Google公式のSearch Status Dashboardは2026年10月8日に再確認し、完了の記載を確かめました。Search Engine Roundtableの記事2本は、2026年10月7日に本文を直接取得し確認しました。ROASTの3日目のレポートは、2026年10月14日に本文を確認し、2026年10月15日に発言者を訂正しました。イベントでの発言内容は、Google自身による文書化が無く、イベント参加者による報道のみに基づきます。

根拠ラベルの見方: 公式文書Google・Microsoftなどの公式ドキュメント 公式発言公式チャンネル・ブログでの担当者の発言 第三者調査民間の調査・データ(相関と因果は別) 経験則・俗説公式には確認できない、実務上の目安

この記事の更新履歴

最終確認日:(公式情報と照らして内容を確認した日)

  • 以前「AIスロップが増えている」をGary Illyes氏の発言として紹介していた

    現在元の参加者レポートを確認し、Discover担当のEric Murillo氏のセッションの項に書かれていたため発言者を訂正した

    出典

  • 以前「実務的な示唆」に、訂正前の前提(GoogleがAIスロップをスパムの論点として挙げた)が残っていた

    現在量産型のコンテンツについての報道を根拠とする形に書き直した。あわせて、内容・数値・出典は変えずに、結論を先に書く・一文を短くするなど表現を見直した

    出典

  • 以前公式ステータスページに完了の記載が無く、「まだ進行中」としていた(2026年10月7日時点)

    現在2026年10月8日に完了と記載されたため、タイトルと本文を更新した

    出典

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