公開前の構成案(ワイヤーフレーム・デザインカンプ・原稿)のPDFを読み取り、「この構成で公開したら、どんな指摘が出るか」を制作に入る前に確かめる「構成案診断(ベータ)」を追加しました。PDFの読み取りにAnthropic社(米国)のAI(Claude)を使うため、2026年10月17日にプライバシーポリシーと利用規約を改定しました。ベータ期間中は無料です。
構成案診断でできること
ログイン後の診断画面のメニューに「構成案診断」を加えました。メニューには「診断」「ページ診断」「サイト診断」「構成案診断」が並びます。
構成案のPDFをアップロードすると、その構成で公開した場合に出る指摘を、次の3つに分けて示します。
- 公式の情報にもとづく助言――Google検索セントラルやW3Cなど、公式の情報を根拠にした助言です。
- 経験則・第三者の調査にもとづく助言――公式の裏付けがない助言です。画面でも、公式の裏付けがないことを明記します。
- 注意点――根拠の要る言い切り(景品表示法の優良誤認)、お客さまの声の扱い(ステルスマーケティングの規制)、税込の総額表示、未記入の箇所などです。
各助言には、根拠の種類・情報源・情報源の日付を示します。
title、meta description、画像のalt、構造化データは、デザインの段階ではふつう書かれていません。そのため判定の対象にせず、「公開前の確認リスト」にまとめて示します。
読み取りの精度とダブルチェック
読み取りの精度は「標準」「精密」「最高」の3段階から選べます。どれを選んでも、標準でもう1回読み、2回の結果を比べます(ダブルチェック)。2回の読み取りが分かれた項目は、表にして示します。
判定の範囲
構成案診断の判定は、構成案にもとづく参考の判定(仮想判定)です。実際のHTML、表示速度、クロールやインデックスの状態は判定しません。公開の前と後には、通常の診断でも確かめてください。
使える資料と回数
- PDFは5ページ・10MBまでです。ページ1つ分の構成案に対応します。
- パスワード付きのPDFは読み込めません。
- ベータ期間中は無料です。1日の利用回数と、月ごとの受付に上限があります。
資料の扱い
- PDFは、読み取りのためAnthropic社(米国)のAI(Claude)に送信します。1回の診断につき2回送信します(選んだ精度での読み取りと、確認のための読み取り)。
- PDFは当方のサーバーのディスクに保存しません。メモリ上で処理し、送信後に破棄します。
- 判定結果も保存しません。画面表示のために30分だけ保持します。
- 当方のデータベースに残るのは、利用記録(メールアドレス、利用日時、選んだ精度、ページ数、トークン数、費用)だけです。
- Anthropic社は、APIで受け取った入力と出力を、原則として30日以内に自動で削除すると公表しています。利用ポリシーへの違反の疑いが検出された場合などは、最長2年間保持されることがあります。また同社は、APIへの入力と出力を、初期設定ではモデルの学習に使わないと公表しています。
- 送信の前に、その資料を扱う権限があることを確認する欄があります。確認しないと送信できません。取引先の資料や第三者の個人情報を含む資料は、必要な承諾を得たうえで送信してください。不要な氏名・電話番号・メールアドレスは、削除するか黒塗りしてからアップロードすることを勧めます。
プライバシーポリシーと利用規約の改定(2026年10月17日)
構成案診断の追加に合わせて、2026年10月17日にプライバシーポリシーと利用規約を改定しました。利用規約の第8条(規約の変更)と、プライバシーポリシーの「11. 本ポリシーの変更」にもとづき、本サービス上でお知らせします。改定後の内容は、2026年10月17日から適用しています。
プライバシーポリシーの主な変更
- 構成案診断(PDF)の扱いを追加しました。取得する情報・利用目的に、構成案診断で送信されたPDFと利用記録を加え、送信先と回数、当方での保存、Anthropic社での扱い、国外への送信を記載しました。外国の委託先に、Anthropic, PBC(アメリカ合衆国)を加えました。退会すると、利用記録のメールアドレスを削除し、日時・回数・ページ数・トークン数・費用の数値だけを、個人を特定できない形で残します。
- Googleのユーザーデータの限定的な使用を明記しました。Search Consoleのデータは、ご本人にそのサイトの検索パフォーマンスを表示する機能のためだけに使い、第三者への提供・販売、広告、信用力の判断・融資の目的には使いません。
- 「10. 安全管理のための措置」を追加しました。これに伴い、「本ポリシーの変更」は10から11に移りました。
利用規約の主な変更
第5条の2(構成案診断の利用)を追加しました。資料を送信する権限の確認、秘密保持の義務を負う資料や第三者の個人情報を含む資料を送るときの責任、AIの読み取りの誤りがありうることの3点です。そのほかの条文は変えていません。
また、2026年10月18日に、プライバシーポリシーのサイト診断の対象ページ数の記載を、実際の上限(トップページを含む最大5ページ)に合わせて訂正し、ポリシーと規約の「仮」の表記を外しました。
改定後の全文は、プライバシーポリシーと利用規約で確認できます。